2023年04月08日から放送中のドラマ『ガチ恋粘着獣』(全・話)についてまとめました。
SNSで話題沸騰中の大人気コミックス
まさかの実写化
推しへの暴走する恋心を描いた衝撃のラブストーリー
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※「ガチ恋」……推しに本気で恋をしていること。
動画配信グループの男性にガチ恋をする女性ファンの恋愛模様が描かれます。純粋だった恋心は「ガチ恋」となり、やがて憎しみへと変わっていきます。
第1部の主人公を香音さん、第2部の主人公を石井杏奈さんが演じます。ガチ恋のお相手となる井上想良さん、山下幸輝さんにも注目です!
※この記事は放送中ドラマのため随時更新中です。放送翌日に追記・修正しています。
ドラマ『ガチ恋粘着獣』の基本情報
放送局 |
テレビ朝日、ABCテレビ |
放送日 |
2023年04月08日(土)26:30~ |
話数 |
全・話 |
原作 |
星来『ガチ恋粘着獣~ネット配信者の彼女になりたくて~』 |
脚本 |
三浦希紗 開真理 鈴木裕那 |
監督 |
朝倉加葉子 |
全体のあらすじ(第1部)
女子大生・輝夜雛姫(香音)には、誰にも言えない秘密があった。それは、スバル(井上想良)、コスモ(山下幸輝)、ギンガ(松本大輝)の3人組動画配信グループ「コズミック」のメンバー・スバルに“ガチ恋”していること…。本気でスバルと付き合いたいと願う雛姫に、ある日見知らぬアカウントからDMが届く。相手は、なんとスバルだった!その一通のDMが、雛姫の人生を一変させる――。
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全体のあらすじ(第2部)
コンセプトカフェで働く花織琴乃(石井杏奈)は、「コズミック」のメンバー・コスモの大ファン。雛姫のような“ガチ恋”勢を軽蔑し、コスモに迷惑をかけない“本当のファン”でいることを誓う一方で、コスモに近づきたい気持ちを抑えられない。そんなある日、コスモにつきまとう粘着質なファンのSNS投稿を目にしてしまい――。
一方、コズミックを盛り上げるため、動画配信者の集まりへと繰り出したギンガ。そこで、「ギンガに憧れて配信者になった」という、ミツクリ(平井亜門)と出会い――。
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※各話のネタバレあらすじはキャスト紹介のあとに紹介しています。
ドラマ『ガチ恋粘着獣』の原作
ドラマ『ガチ恋粘着獣』の原作は、星来氏の漫画『ガチ恋粘着獣~ネット配信者の彼女になりたくて~』です。
累計発行部数は80万部を突破。単行本は10巻まで発売されています。(2023年05月現在)
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ドラマ『ガチ恋粘着獣』の登場人物(キャスト)
ドラマ『ガチ恋粘着獣』の登場人物とキャストを紹介します。
第1部 主要人物
輝夜雛姫(香音)
通称ヒナ。動画配信グループ「コズミック」のスバルにガチ恋する女子大生。友達にはガチ恋してることは秘密にしている。バイト代は投げ銭に使い金欠。本気でスバルの彼女になりたいと思っている。茶髪ロングの可愛い系女子。
香音さんプロフィール
プロフィール
香音(かのん)
2001年4月20日生まれ。東京都出身。157cm。A型。特技はドラム・ベース。
▼ 主な出演作品
【ドラマ】
- 『高嶺のハナさん』(天井苺 役)
- 『高嶺のハナさん2』(天井苺 役)
- 『スタンドUPスタート』 第1話(レイコ 役)
- 『ガチ恋粘着獣』(主演・輝夜雛姫 役)
- 『春は短し恋せよ男子。』(真壁梨香 役)
【配信ドラマ】
【映画】
スバル(井上想良)
「コズミック」のメンバー。きゅんとくる可愛さでファンのほとんどは女性。メンバーカラーは青。甘いものが大好き。実はウラの顔があり、鍵垢を使って女性ファンに手を出している。彼女にするのは本当に好きな女の子だけだと思っている。
井上想良さんプロフィール
プロフィール
井上想良(いのうえ・そら)
1998年8月12日生まれ。大分県出身。178cm。特技はテニス。
▼ 主な出演作品
【ドラマ】
- 『もしも、イケメンだけの高校があったら』(宮沢想良 役)
- 『明日、私は誰かのカノジョ』(雄大 役)
- 『合コンに行ったら女がいなかった話』(常盤 役)
- 『永遠の昨日』(主演・青海満 役)
- 『永遠の昨日 完全版』(主演・青海満 役)
- 『女神の教室〜リーガル青春白書〜』(高野蓮 役)
【配信ドラマ】
- 『シンデレラはオンライン中!』(笹原賢吾 役)
- 『私が獣になった夜 シーズン1』第2話(主演・蓮見陸 役)
【映画】
コスモ(山下幸輝)
「コズミック」のリーダー。ガチ恋ファンが苦手で、動画を楽しみにしている「本当のファン」を大事にしている。アドリブに弱くすぐにテンパる一面も。メンバーカラーは紫。髪の毛に紫のメッシュを入れている。
山下幸輝さんプロフィール
プロフィール
山下幸輝(やました こうき)
2001年11月7日生まれ。大阪府出身。170cm。B型。ダンサーで多数の優勝歴あり。
▼ 主な出演作品
【ドラマ】
- 『BLになる世界VS絶対BLになりたくない男2』
- 『恋と友情のあいだで』(小松 役)
- 『しもべえ』 第8話(高校生 役)
- 『恋に無駄口』(虎井未希 役)
- 『君の花になる』(小野寺宝 役)
- 『沼る。港区女子高生』(山崎翼 役)
- 『ガチ恋粘着獣』(コスモ 役)
【配信ドラマ】
- 『8.2秒の法則 第1話~恋のいちご大福~』(森和馬 役)
- 『沼る。港区女子高生 特別版 放課後編』(山崎翼 役)
【映画】
- 『女子高生に殺されたい』(クラスメイト 役)
- 『レッドブリッジ ビギニング』(浩二 役)
ギンガ(松本大輝)
「コズミック」のメンバー。とにかく数字を第一に考える。登録者数が100万人を突破してからは「数字に命精神」が加速。炎上したらその分数字が伸びると思っている。メンバーカラーは黒。丸型のファッションサングラスをしている。
松本大輝さんプロフィール
プロフィール
松本大輝(まつもと ひろき)
1999年3月29日生まれ。北海道出身。182cm。O型。特技はバスケットボール。
▼ 主な出演作品
【ドラマ】
- 『連続テレビ小説 エール』 第112回・第119回(広松寛治 役)
- 『ウルトラマンデッカー』(主演・アスミカナタ 役)
- 『夜明けまえの彼女たち episode 未来を想像して』(健太郎 役)
- 『ガチ恋粘着獣』(ギンガ 役)
【配信ドラマ】
- 『臨床犯罪学者 火村英生の推理2019「狩人の悪夢」編』(渡瀬信也 役)
- 『FAKE MOTION 湯けむり温泉卓球事件簿』 (桑原大志 役)
【映画】
- 『都会のトム&ソーヤ』(清田且弥 役)
- 『ウルトラマンデッカー最終章 旅立ちの彼方へ…』(主演・アスミカナタ 役)
りこめろ(中田クルミ)
「コズミック」のファンでスバル推し。社会人で学生の雛姫よりお金があり、スバルに貢いでいる。ライブ配信ではスバルに何度も名前を呼んでもらい、ファンの間でも知られた存在。派手な言動で雛姫の嫉妬心を激しくあおる。
中田クルミさんプロフィール
プロフィール
中田くるみ(なかた くるみ)
1991年12月21日生まれ。栃木県出身。168cm。O型。趣味は手芸。
▼ 主な出演作品
【ドラマ】
- 『凪のお暇』(スナック「バブル」杏 役)
- 『この恋あたためますか』(藤野恵 役)
- 『ドラマスペシャル エアガール』(志田多美子 役)
- 『リコカツ』(城木里奈 役)
- 『ケイ×ヤク -あぶない相棒- 』(東幸子 役)
- 『ブラッシュアップライフ』(池脇洋子 役)
- 『おとなりに銀河』(穂波茉莉花 役)
- 『ガチ恋粘着獣』(りこめろ 役)
【配信ドラマ】
【映画】
- 『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』(加奈 役)
- 『事故物件 恐い間取り』(佐々木 役)
- 『あの頃。』
- 『マイライフ、ママライフ』(村井実加子 役)
第2部 主要人物
花織琴乃(石井杏奈)
「コズミック」のメンバー・コスモの大ファン。 コスモに迷惑をかけない「本当のファン」でいることを誓い、コスモを陰ながら応援する。「ガチ恋勢」を嫌うが、心の奥では「ガチ恋」を秘めている。普段はコンセプトカフェの店員。髪にはコスモと同じ紫のメッシュを入れている。
石井杏奈さんプロフィール
プロフィール
石井杏奈(いしい あんな)
1998年7月11日生まれ。東京都出身。163cm。O型。E-girlsの元メンバー。
▼ 主な出演作品
【ドラマ】
- 『チア☆ダン』(桐生汐里 役)
- 『ゆるキャン△2』(土岐綾乃 役)
- 『ガールガンレディ』(門脇松子 役)
- 『シェフは名探偵』(金子ゆき 役)
- 『イタイケに恋して』(弘田佐知 役)
- 『言霊荘』(林原早紀 役)
- 『ゴシップ #彼女が知りたい本当の〇〇』(本真琴 役)
- 『悪女(わる)〜働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?〜』 第6話(板倉夕子 役)
- 『プリズム』(野木綾花 役)
- 『ガチ恋粘着獣』(主演・花織琴乃 役)
- 『ああ、ラブホテル 〜秘密〜 第3話「2人合わせて5万円」』(アンナ 役)
【配信ドラマ】
- 『東京ラブストーリー』(関口さとみ 役)
- 『ある視点〜もう一つの言霊荘〜 5.5話「ある視点〜4号室 麻美・5号室 早紀編〜私のもの」』(林原早紀 役)
- 『金魚妻』(真田早矢 役)
- 『トップギフト』(山下小雪 役)
- 『悪魔はそこに居る』(主演・九条美園 役)
- 『ひとひらの初恋』(進藤香純 役)
【映画】
- 『ガールズ・ステップ』(主演・西原あずさ 役)
- 『LIVE! LOVE! SING! 生きて愛して歌うこと 劇場版』(主演・朝海 役)
- 『世界から猫が消えたなら』(ミカ 役)
- 『四月は君の嘘』(澤部椿 役)
- 『スプリング、ハズ、カム』(主演・璃子 役)
- 『ブルーハーツが聴こえる』「1001のバイオリン」(秋山杏奈 役)
- 『心が叫びたがってるんだ。』(仁藤菜月 役)
- 『記憶の技法』(主演・鹿角華蓮 役)
- 『ホムンクルス』(女子高生1775 役)
- 『砕け散るところを見せてあげる』(主演・蔵本玻璃 役)
- 『破戒』(志保 役)
ミツクリ(平井亜門)
人気動画配信グループ「ヘイダルゾーン」のメンバー。「コズミック」のギンガに憧れて配信者になった。おもしろい動画企画を考えるのが得意。ギンガには上から目線で会話をするが、過去のギンガの配信動画をすべて保存するなど、異常な執着を見せる。
平井亜門さんプロフィール
プロフィール
平井亜門(ひらい あもん)
1995年9月28日生まれ。三重県出身。175cm。O型。シンガーソングライターとしても活躍。
▼ 主な出演作品
【ドラマ】
- 『理想のオトコ(最賀 役)
- 『警視庁・捜査一課長』 Season6 (鳴尾勇志 役)
- 『カナカナ』 第15話・第16話
- 『運命警察』(幹夫 役)
- 『サワコ ~それは、果てなき復讐』(五十嵐ノノ 役)
- 『エルピス-希望、あるいは災い- 』第5話(西澤健太の友人 役)
- 『ガチ恋粘着獣』(ミツクリ 役)
【配信ドラマ】
- 『恋愛ドラマな恋がしたい』 シーズン3(あもん 役)
- 『追いかけてキス』シーズン4 第5話
【映画】
- 『左様なら』(飯野慶太 役)
- 『アルプススタンドのはしの方』(藤野富士夫 役)
- 『レイのために』(ナカムラ 役)
- 『POUR』(松太 役)
- 『カーテンコールのはしの方』
- 『うみべの女の子』(大津克俊 役)
- 『シチュエーション ラヴ』(レイ 役)
- 『階段の先には踊り場がある』(先輩 役)
- 『ほとぼりメルトサウンズ』(山田 役)
- 『神田川のふたり』(主演・智樹 役)
- 『恋のいばら』(カメアシ役)
- 『銀平町シネマブルース』(高杉良太郎 役)
- 『死体の人』
- 『はざまに生きる、春』
- 『パーフェクト・シェアハウス』(翔 役)
- 『MOON and GOLDFISH』(シンイチ 役)
ゆっこ(志田こはく)
「コズミック」のファンでコスモ推しの女子高生。街でコスモに握手してもらったことで、コスモにガチ恋する。自分の思うがままに行動し、コスモの後をつけて自宅を特定するなど、コスモへの迷惑を考えずに身勝手な行動をとる。
志田こはくさんプロフィール
プロフィール
志田こはく(しだ こはく)
2004年5月25日生まれ。埼玉県出身。158cm。A型。特技はフィギュアスケート。
▼ 主な出演作品
【ドラマ】
- 『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』(鬼頭はるか / オニシスター 役)
- 『私がヒモを飼うなんて』(五十嵐桃 役)
- 『ガチ恋粘着獣』(ゆっこ 役)
【配信ドラマ】
- 『忍風戦隊ハリケンジャーwithドンブラザーズ』(鬼頭はるか / オニシスター 役)
【映画】
- 『暴太郎戦隊ドンブラザーズ THE MOVIE 新・初恋ヒーロー』(鬼頭はるか / オニシスター 役)
そのほか人物
奈緒(小島藤子)
琴乃の友人。ギンガ推しだが、ガチ恋ではない。
はるみ(天野はな)
コスモの古くからのファン。嫉妬心からコスモを追い詰めていく。
明智小夜(伊崎花菜)
ギンガにガチ恋する大学生。コズミックの動画に出演することに。
ヴィクター(小野翔平)
ミツクリと同じ「ヘイダルゾーン」のメンバー。
ネモ(塩﨑太智)
ミツクリと同じ「ヘイダルゾーン」のメンバー。
ドラマ『ガチ恋粘着獣』あらすじ各話(ネタバレあり)
ドラマ『ガチ恋粘着獣』各話のあらすじをまとめました。※この先はネタバレを含みます。
『ガチ恋粘着獣』第1話 あらすじ(ネタバレあり)
「私が一番愛してる…狂気×恐怖×共感のラブスパイラル開幕!」
3ヶ月前。コズミックの動画配信チャンネルが登録者数100万人を突破しお祝いムード。そんな中、スバルがソロ生配信を開始。雛姫は、スバルの声がいつもより枯れてることに気付く。ほかのファンに負けたくない雛姫は「声が枯れてる。お大事に」というメッセージを添え、5万円の投げ銭を送る。そして、初めてスバルに自分の名前を呼んでもらうのだった。
続きを読む(ネタバレあり)
ある日、雛姫のSNSにスバルからメッセージが届く。一緒にごはんに行くことになり、その後ホテルへ。初めてのことで拒む雛姫に、スバルはがっかりして帰ってしまう。
その直後、コズミックのチャンネルにスバルの「デート企画動画」が公開される。デート相手の女性に激しく嫉妬した雛姫は、ホテルでスバルを拒んだことを後悔。リベンジしたいとスバルにメッセージを送る。
雛姫は再びスバルとホテルへ。自分の正直な気持ちを話し、スバルの彼女になりたいと告げる雛姫。スバルは雛姫の気持ちを受け入れ、彼女にしてあげると言い雛姫にキスをするのだった…。
『ガチ恋粘着獣』第2話 あらすじ(ネタバレあり)
「なんで、好きがやめられないの…?」
スバルと体の関係を持った雛姫。ホテルを出ると、スバルのガチ恋勢であるりこめろ(中田クルミ)が現れる。盗撮したラブホ写真で雛姫を脅し、スバルと2度と会わないことを約束させる。自分がスバルの彼女だと激しく言い争う2人は、どちらが本物の彼女かを確かめるため、コズミックの配信部屋へ向かう。
続きを読む(ネタバレあり)
これから撮影だと言っていたスバルはおらず、ほかの女と一緒にいることが判明。スバルに関係をやめると言われたりこめろは泣きじゃくり、マンションから飛び降りようとする。
その様子を撮影していたギンガ(松本大輝)は、「飛び降り動画」としてコズミックのチャンネルに動画を公開。激しく怒りを覚えた雛姫は、一旦はスバルのことを嫌いになるも、一緒に過ごした夜のことを思い出し、やっぱり好きだと改める。
そして雛姫は再びスバルとホテルへ。自分がいろんな子と遊んでるおかげで雛姫は「憧れのスバルくん」とセックスができた、と言うスバルに、自分の好きなスバルくんではないと気付く。スバルに傷付けられ狂気に満ちた雛姫は、スバルのソロ生配信中に部屋に侵入。背後からスバルをハンマーで襲うのだった。
『ガチ恋粘着獣』第3話 あらすじ(ネタバレあり)
「わたしの隣にいない、あなたが好き」
スバル(井上想良)をハンマーで襲った雛姫(香音)。危機一髪で逃れたスバルは命の危険に怯えながらも、落ち着くよう雛姫を説得する。私の知ってるスバルくんは私にあんなこと言わない、とホテルでのスバルの発言を責める雛姫。部屋にあるクリーニングのタグを見て「清水薫(しみず・くゆる)」というスバルの本名を知る。
続きを読む(ネタバレあり)
自分が会っていたのは「スバルくん」ではなく「くゆる」だったのだと納得する雛姫。イカれてると言うスバルに、雛姫が好きだったのは「スバルくん」だけだと熱弁。清水薫の存在を全否定し、スバルくんを返せと責め立てる。そこへコスモ(山下幸輝)とギンガ(松本大輝)が助けに来るが、雛姫は隙を見て逃げてしまう。
後日、暴露系チャンネルでスバルのファン食いが暴露される。雛姫とのホテル写真も拡散され大炎上。再び雛姫が何か仕掛けてくるのでは、と心配したコスモとギンガは、りこめろ(中田クルミ)に会うことに。雛姫について情報を求めると、雛姫が通う大学が近くにあることが判明する。
コスモ、ギンガ、りこめろは雛姫の大学へ。突然現れた3人におどろいた雛姫は、スバルに関係を切られたりこめろをなじり始める。そんな2人を見かねたコスモはいい加減にしろと声を荒げ、人気にならなければよかった、と後悔の念を吐露。それを聞いた雛姫は、現実のどこにもいないスバルを好きになったつらい胸の内を明かす。しかしコスモは「絶対に許さない」と言い、ギンガも、今度スバルに近寄ったら警察を呼ぶ、と言い残し部屋を後にする。
コズミックの3人は、コスモの提案で謝罪動画を撮ることに。スーツを用意するために外出したスバルは、マンションの前で雛姫に捕まってしまう。「スバルくん」に戻ってよ、と言う雛姫にスバルは、配信も動画もやらないと告げる。それでも雛姫は「スバルくんをやれ」と言い、スバルのことが好きな理由を冷静に語り始める。
雛姫はスバルの全部が好きだった。好きがゆえの独占欲でスバルの彼女になりたいと本気で思っていた。しかし今回の騒動で、自分が本当に好きなのは、登録者数100万人に愛される「スバルくん」なのだと気付いた。雛姫の隣にいないスバルくんが好きだなのだと語る。そして、今までたくさん迷惑かけたことを謝罪。DMをくれたことへのお礼も告げた。スバルが振り返ると、そこにはもう雛姫の姿はなかった。
後日、コズミックは謝罪動画を配信。今までの経緯のすべてを話した。100万人いた登録者は瞬く間に減少。その動画を見ていた動画配信グループ「ヘイダルゾーン」の3人は、辞退したコズミックの代わりにクリエイターフェスに出場することになった。
一方同じ頃、コズミックの謝罪動画を見ていたのは、コスモ推しの琴乃(石井杏奈)だった。琴乃はコスモに何があっても応援すると誓い、コスモの幸せは琴乃の幸せとつぶやき微笑むのだった…。
『ガチ恋粘着獣』第4話 あらすじ(ネタバレあり)
「本当のファンの、身勝手で一方的な恋」
スバル(井上想良)が襲撃された事件から1年後。謹慎していたスバルが復帰し、コズミックは3人での活動を再開する。しかし、新しく投稿した動画は再生数が伸び悩んでいた。打開策を模索したコズミックは、ギンガ(松本大輝)がコラボ配信者を探し、コスモ(山下幸輝)は初のソロ生配信を始めることになった。
続きを読む(ネタバレあり)
コスモのファンである琴乃(石井杏奈)は、コスモが始めたソロ生配信を視聴。配信中にファンから投げ銭が送られ、やめるよう注意するコスモだが、テンパる姿が可愛いとからかわれ、ファンからの投げ銭は止まらない。コスモを困らせるファンに、琴乃は怒りを爆発。「民度終わってる」など攻撃的なコメントを連投。琴乃はコスモにより300秒のコメント制限がかってしまう。
ある日、コスモが渋谷を歩いていると、コスモファンのゆっこ(志田こはく)に声をかけられる。コスモのことを本気で好きだと言うゆっこと握手をするが、凄まじい勢いで手を握られ、コスモは恐怖を感じる。
後日、コスモがタクシーに乗ると、突然ゆっこが乗り込んでくる。ゆっこは、コスモに握手してもらった後コスモを尾行し、自宅を特定していた。自分本位に迫るゆっこに警察を呼ぶと告げるが、ゆっこはSNSに住所を拡散すると脅し、一方的にデートの約束をする。
一方、琴乃はSNSで、コスモに遭遇したゆっこの投稿を見つける。コスモが嫌がる行為をするゆっこに怒りを覚えた琴乃は、投稿を削除するようメッセージを送る。しかし、ゆっこに論破され、琴乃は落ち込んでしまう。
ゆっことコスモのデート当日。ゆっこのSNS投稿を見た琴乃は、バイトを抜け出し2人を探しに街へ。コスモが間違いを犯すわけがない、信じることが本当のファンだ、と自分に言い聞かせていた…。
『ガチ恋粘着獣』第5話 あらすじ(ネタバレあり)
「一度でいいから、あなたに触れたい」
土曜日、帽子とメガネで変装したコスモ(山下幸輝)は、ゆっこ(志田こはく)が待つカフェへ。ゆっこはコスモをどれだけ好きかを語り、親のカードで3万円の投げ銭を送ったことを明かす。コスモが迷惑をかける悪いファンを相手にするのが許せないゆっこは、コスモに男と女としてのデートを求める。
続きを読む(ネタバレあり)
その気持ちに答えるつもりはない、ときっぱり断り立ち去るコスモは、追いかけてきたゆっこに、親のお金で投げ銭したという3万円を返却する。
そのやり取りを遠くから見ていた琴乃(石井杏奈)は、ゆっこに激しく嫉妬する。同時に、コスモに触れたい、コスモの彼女になりたい、と恋心を膨らませる。コスモに相応しくないゆっこに消えてほしいと考えた琴乃だが、コスモが傷つくのだけは絶対にいやだ、と自分の気持ちを押し殺す。
翌日、コスモはメンバーのスバル(井上想良)とギンガ(松本大輝)に未成年のファンであるゆっことデートしたことを打ち明ける。女子への免疫がないコスモに理解を示したスバルとギンガは、コスモの住所がバレたことを逆手に取り、「住所バレました」というタイトルの動画を公開。ファンにあとを着けられた話をし、本当にやめてほしいと訴えた。
その動画を見ていた琴乃は涙を流し、コスモに同情する。コスモにつらい顔をさせたゆっこが許せない琴乃は、ゆっこに6件のDMを送る。コスモとのデート写真や迷惑行為を学校に通報したことを報告。今後コスモへの接近を禁じ、アカウントを削除させることに成功する。
後日、琴乃がバイトするコンセプトカフェに、突然コスモがやって来るのだった…。
『ガチ恋粘着獣』第6話 あらすじ(ネタバレあり)
「夢のような出会いと、許されざる想い」
琴乃(石井杏奈)のバイト先に突然コスモ(山下幸輝)が現れる。動画撮影のためにコズミックの3人で訪れたのだった。ガチ恋女に苦しめられてきたコスモを想い、自分がガチ恋勢だと絶対にバレたくない琴乃は、ファンであることを隠してコスモに接客をする。
続きを読む(ネタバレあり)
コズミックは「チェキ撮影」をオーダー。髪にコスモと同じ紫のメッシュを入れている琴乃がチェキを撮ることに。2人でハートポーズを作り、コスモと2ショットチェキを撮る。
コズミック退店後、メンバーが店に腕時計の忘れ物をしていることが判明する。コスモに取りに来てほしい琴乃はバイトを7連勤し、コスモが来るのを待つ。7日目にようやく訪れたのは、念願のコスモだった。
コスモに腕時計を渡す琴乃。帰り道が同じだと嘘をつき、コスモの隣を並んで歩く。さっきまで徹夜していたと言うコスモに、琴乃は自販機で野菜ジュースを購入し、コスモに差し出す。そして連絡先を交換する。そんな2人の様子を遠くから見ていたゆっこ(志田こはく)は、コスモと一緒にいる琴乃のことを怪しむ。
琴乃とメッセージのやり取りをするコスモの元に、「はるみ」というアカウントからDMが届く。最新動画のリンクが間違っていると指摘されたメッセージの最後には、リストカットの写真と、「私のお願いを聞いてください」というメッセージが書かれていた。コズミックの配信部屋には「はるみ」からコスモ宛の荷物が届く。中には片方の婚約指輪が入っていた。
『ガチ恋粘着獣』第7話 あらすじ(ネタバレあり)
「ファンは、いつまでたってもファン」
ギンガはコズミックの動画視聴数が停滞していることに焦りを感じていた。配信部屋での打ち合わせを提案するも、ファンからリストカット画像や指輪が送られてきたことに恐怖を感じるコスモは、配信部屋に行きたくないと言い帰ってしまう。
続きを読む(ネタバレあり)
そこへギンガの妹・みやこからメールが届く。ギンガの実家にファンからお中元が送られてきたのだ。これは数字になるかもしれないと考えたギンガは、手紙に記された「明智小夜」という名前から小夜の大学を特定。動画撮影のためミツクリ(平井亜門)と一緒に小夜の大学を訪れる。
小夜は、ギンガの望むことならなんでもやる、と動画出演を承諾。しかし、打ち合わせ中ギンガファンのミツクリと小夜は言い合いに。ギンガへの告白合戦となり、掴み合いのケンカに発展してしまう。いい加減にしろ、と怒るギンガの「俺のこと満足させられないファンには興味ない」という言葉で、2人の争いは収まる。
撮影が終了し、ギンガは小夜に出演料を渡す。小夜は報酬の受け取りを拒否し、代わりに「名前を呼んでほしい」とギンガにお願いする。キモいと言いつつも、小夜の名前を呼ぶギンガ。その様子を見ていたミツクリは複雑な想いを抱え、元気をなくす。
その後、ギンガとミツクリはバーへ。黙ったままのミツクリにギンガが声をかけると「俺にはなにもくれない」と拗ねていた。ギンガとどんな関係性になりたいのか問うと「全部」と答えるミツクリ。優しく慰めるギンガに、ミツクリは自分の気持ちをこじらせていた。
後日、コズミックの3人は配信部屋で動画撮影をすることに。怖がるコスモだったがスバルに説得され恐る恐るマンションへ。すると、コズミックの部屋の前に1人の女性が立っていた。女性は鍵を取り出しドアを開け、部屋の中へ入っていく。コズミックはすぐさま警察に通報し、女性は逮捕される。犯人はコスモの古くからのファン・はるみだった。警察に連行されるはるみはコスモを見つけ、想いの丈を伝える。だが、コスモははるみを拒否。逆上したはるみは「私たちをおかしくさせているのは、コスモくんなんだよ」と言い放つ。
事件のあと、配信部屋で動画撮影を開始するコズミック。しかしコスモは、はるみに言われた言葉が頭から離れず、ファンを勘違いさせているのでは、と自分を責める。撮影ができる状態ではなくなってしまったコスモは、琴乃に「会えませんか?」とメールを送るのだった…。
『ガチ恋粘着獣』第8話 あらすじ(ネタバレあり)
「好きな気持ちに、ホントも嘘もない」
琴乃に「会えませんか?」とLINEしたコスモは、カフェで琴乃と会う。琴乃は、配信者をやめたほうがいいのか、と悩むコスモの頭をなで、「どんなコスモくんでもいつでも応援します」とコスモを元気付ける。そこへ突然、ゆっこが現れる。コスモの後をつけてきたゆっこは、「Vega」という琴乃の推しアカウントを特定。琴乃がコスモのファンであることをコスモにバラしてしまう。
続きを読む(ネタバレあり)
コスモは琴乃をかばうが、ゆっこが「Vega」のアカウントにDMを送ると、琴乃のスマホがDMを受信。「Vega」が琴乃だと確定する。琴乃はファンだと隠していたことを必死に謝罪。コスモのために言えなかった、と告白する。今までどれだけコスモを想ってきたかを語ろうとする琴乃がはるみと重なり、失望したコスモは帰ってしまう。
後日、コスモの話を聞いたスバルは、琴乃が働くカフェにコスモを連れて行く。スバルは琴乃と話し合うことを勧め、「好きな気持ちにほんともウソもない」とコスモに本当の気持ちを気づかせる。しかし、店から出てきた琴乃の後輩の話で、琴乃がずっと店を休んでおり電話にも出ず、みんなが心配してることを知る。
翌日、公園で動画撮影をするコズミック。はるみが言い放った言葉で撮影ができなくなっていたコスモだったが、「どんなコスモくんでもいつでも応援します」という琴乃の言葉を思い出し、以前のように撮影に励むことができた。
撮影後、コスモは琴乃を傷つけてしまった、と涙する。スバルはその気持ちを琴乃に伝えるよう助言。コスモはもう一度会えないかと琴乃にメッセージを送る。コスモからのメッセージを見た琴乃は、今すぐ会いたい気持ちが溢れ出す。しかし、コスモのためだと思うことでコスモを傷つけることを恐れていた。
琴乃はゆっこの元へ。今までゆっこを攻撃してきたことを謝罪する。キレるコスモを見て幻滅したと言うゆっこは、ガチ恋をやめると宣言。辛いだけのガチ恋はやめたほうがいいと語る。
琴乃はコスモへの想いをすべて終わりにすることを決意。それがコスモの幸せだと考え、コスモとおそろいの紫のメッシュを外すのだった…。