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ドラマ【前科者 -新米保護司・阿川佳代-】感想レビュー|熱い想いが犯罪者のこころを動かす人間ドラマ

ドラマ『前科者』の紹介です。

前半は基本情報あらすじ、後半は実際に見た感想を紹介しています。

私はAmazonプライムで視聴しました。

1話あたり27分全6話3時間で見れます。

有村架純さん出演作だったので視聴しました。好きな俳優さんのひとりです。

はじめは社会派ドラマだから「苦手かも…」と思っていたのですが、第1話から引き込まれました。
全6話イッキ見であっという間でした。

最終回は中途半端に終わったなと思ったら、映画が公開されています。映画とドラマのW公開ってことなので、こちらも必見です!

ドラマ『前科者』の基本情報

まずはドラマ『前科者』の基本情報です。

【放送日】2021年11月20日〜
【脚本】港岳彦
【原作】香川まさひと・月島冬二「前科者」(小学館「ビッグコミックオリジナル」連載)
【監督】岸善幸、岡下慶仁
【公式情報】|公式TwitterWikipedia

\原作はこちら/

ドラマ『前科者』のあらすじ

ドラマ『前科者』のあらすじがこちらです。

阿川佳代(有村架純)はコンビニでアルバイトをして生計を立てながら、罪を犯した者の更生を助ける無給の国家公務員である保護司になることを決意する。研修会などを経て、保護司になったばかりの佳代は、経営していたアクセサリーショップの従業員に激しい暴力を振るい、恐喝および傷害罪で懲役2年を経て仮釈放となった斉藤みどり(石橋静河)、実の兄を殺害し6年の実刑判決を受けるが刑期を半年残して仮釈放となった石川二朗(大東駿介)、覚醒剤取締法違反で執行猶予となった田村多実子(古川琴音)を担当することに。
保護司として“前科者”の居場所を見つけるために奔走する佳代は、過去のある経験からトラウマを抱えていた。保護観察対象者である彼らはそんな彼女と過ごすことで犯した罪と向き合い、心を動かされる。そして佳代もまた、3人と接していくうちに成長をしていく。

公式サイト

かたくるしくなりがちな社会派ドラマ。しかしこのドラマ『前科者』はそんな気持ちを払拭してくれました。

その理由は、キャストのみなさまの熱い演技かと。

ドラマ『前科者』の登場人物とキャスト

以下、ドラマ『前科者』の登場人物とキャストのまとめです。
※俳優さんの名前クリックでウィキペディアへ。

阿川佳代 (有村架純

普段はコンビニでアルバイトをしていますが、過去のある出来事がきっかけで保護司になります。生真面目で頑固。強い使命感を持っており、ときには保護観察対象者でさえおどろくような行動をとります。

鼻血を流したり、本気で叱ったり守ったり。保護司の佳代の熱い情熱は、対象者の心を動かします。

斉藤みどり (石橋静河

23歳。佳代の初めての保護観察対象者。恐喝・傷害罪で懲役二年。仮釈放される。経営するアクセサリーショップの従業員に激しい暴力をふるった。自由奔放な性格で佳代を振り回す。

金髪に派手な服装で見た目はヤンキー。口ぐせは「鬼クソ」。友人が多く、人とすぐに打ち解けられる一面も。

石川二朗 (大東駿介

38歳。佳代の2人目の保護観察対象者。農業を営み野菜を育てていた。実兄を刃物で殺害して懲役六年。態度良好につき仮釈放となる。

物静かで無口だが、心の中ではある秘密を抱えている。

田村多実子 (古川琴音

25歳。佳代の3人目の保護観察対象者。覚せい剤取締法違反。執行猶予は3年。佳代とは3年間の付き合いとなる。同棲していた恋人の裏切りにより風俗で働き、薬漬けに。

松山友樹 (宇野祥平

佳代のバイト先のコンビニの店長

佳代の保護司の活動に理解があり、急な勤務変更にも対応してくれる。

高松直治 (北村有起哉

東京保護観察所の保護観察官。更生保護に関する専門的な知識を持つ国家公務員。佳代の指導者。

とても落ち着いていて、佳代の要望も冷静に受け入れて的確な指導をする。

みらい

このあとはネタバレがあります。作品の内容に触れるので知りたくない方はスルーしてね。

ドラマ『前科者』の感想

佳代の熱血っぷりはまるでヤンクミ

28歳で保護師の阿川佳代。普段はコンビニでアルバイトをしていますが、研修などを受けて保護司となり、犯罪者たちの更生を助ける活動をします。保護司といってもお金がもらえるわけではありません。給与が支給されないボランティアです。

佳代は大人しく真面目に見えるのですが、実はとんでもない根性の持ち主でした。人の心を動かすほどの情熱に引き込まれましたね。コンビニでバイトしてるときでも連絡があればすぐにかけつける佳代。保護司としての熱血さと使命感を感じます。

「日常の佳代」と「保護司の佳代」のギャップはまるでドラマ『ごくせん』のヤンクミだ。

実は、保護司が題材のドラマはNHKでも放送されています。

こちら→『生きて、ふたたび 保護司・深谷善輔』(2021年)
私はこのドラマ20分ほどで挫折しまして。最後まで見れなかったんですね。

主演は舘ひろしさん、対象者は浅丘ルリ子さん。年代が上すぎたのか共感できませんでした…。

しかし「保護司」という仕事には興味があったんです。なので今回この『前科者』で再び出会えてうれしかったのです。

キャストのみなさまの演技が熱い

とくに好きだったのは3人。有村架純さん、石橋静河さん、大東俊介さんです。

主役の有村架純さん。

熱血保護司の佳代を熱演されています。有村架純さんが演じる役で豪快に鼻血流すシーンなんていままでありました?女優さんってイメージがあるからなのかあまり汚れないんですよね。今までにない役で引き込まれました。対象者を叱るシーンは迫力ありました。全身で絶叫します。言葉が心にドーンときました。すんごい熱演です。

1人目対象者役の石橋静河さん。

石橋静河さんといえば『この恋あたためますか』(2020年)や『東京ラブストーリー』(2021年)のように、きれいな大人の女性のイメージでした。しかし今回は金髪ヤンキーで前科者。インパクトがあって豪快。だけど親しみもある。とても印象に残りました。

2人目対象者役の大東俊介さん。

最近の出演作だと『うきわ -友達以上、不倫未満-』(2021年)の浮気ダンナ役が印象に残っています。今回は、とある子どもを大切に想っている役。物静かで真面目で内向的。どこか不気味な感じがあって好きでしたね。

前科者が犯罪を犯した背景とその後に感動

全6話で3人の前科者が登場し、それぞれ犯罪に至った背景が描かれています。
どの事件も真実は書面には書かれていないものでした。

ここがおもしろいんですよね。刑事や探偵ドラマと違って、視聴者が事件の真相を知るのは犯人が仮釈放されたあと。なのでより深い人間ドラマになっています。事件関係者や被害者家族も登場し、犯人さえ知らなかった事実が明らかになります。

石川二朗 (大東駿介)のストーリーにひかれた

とくにひかれたのは佳代の2人目の対象者、石川二朗 (大東駿介)のストーリー。二朗は実の兄をナイフで殺害した殺人犯です。

理由は、大切に思っていた小学生のあおいちゃんとの関係を兄がこわそうとしたから。二朗にとってあおいちゃんは自分を理解してくれるゆいいつの人。心が通じあう大切な存在でした。

しかし、真実は二朗が思っているような美しい物語ではありませんでした。

だれよりもあおいちゃんのことを考えてる」という二朗に佳代は言います。

あなたの甘い空想の中のあおいちゃんではなく、現実に存在するあおいちゃんを気遣ってあげてください!

心に刺さる言葉でしたね。

空想の中で人を想うことはだれでもあると思うんです。それが大切な人ならなおさら。佳代の言葉はパッと目が覚めるようなものでした。

しかし残念ながら二朗にはこの言葉はひびかなかったようで。このあと佳代にキレてましたけどね、、、

そんな二朗の目を覚ましたのはあおいちゃん本人でした。魔法をかけた人でなければ魔法は解けないのです。二朗とあおいちゃんを会わせたのは佳代。保護観察官には事件には深入りしないように言われましたが、二朗が本当の意味で更生するためには必要なことでした。

石川二朗を演じた大東駿介さんの視聴者コメントが熱い

撮影のことを思い出すと、心にガラス片が刺さってるような感覚で、冷たい痛みと寂しさが蘇ります。彼の歩みを是非観届けて頂きたいです。

https://natalie.mu/comic/news/435792

とても熱いコメントだなと思いました。
心にガラス片が刺さってるような感覚」の二朗の物語。Amazonプライムで見れるのでぜひ!

みらい

感動したぁ。。そしてドラマ『前科者』にはまだまだいいところがあるのです。

その他気になったところ

エリート保護観察官カッコいい

このドラマのなかでいちばんすごいのって保護観察官だと思う。保護司ももちろんすごいのだけど、保護司に前科者を紹介するのが保護観察官。保護観察対象者と保護司のマッチングってかなり重要ですよね。

コンビニの店長キモい

佳代のバイト先のコンビニの店長です。この店長、公式の紹介文では佳代を「誰よりも温かく見守る」となってるが、かなりキモい。客の前でタメ語で話したり、お礼をすると言う佳代に「身体で?」と言ったり。セリフが不快でしたねぇ。。

ヒューマンドラマとして深い余韻を残すドラマ

主に二朗のストーリーを紹介しましたが、1人目の対象者・みどり (石橋静河)と3人目の対象者・多実子 (古川琴音)のストーリーも胸熱でした。ぜんぶ紹介したいくらい心動かされるストーリーだったのでおすすめです!

無償のボランティアでここまでできます?
「すごい」という言葉しか出ないくらいすごい。

保護司をされてる方が実際にいらっしゃるのだから社会ってすごいですよね。自分の知らないところで「人」で成り立っているんだなと。あらためて思いました。

保護司が保護観察対象者を更生させることで新たな犯罪をふせいでいるとも言える。
ドラマ『前科者』を通して新たに社会の一面を知ることとなりました。

注目すべきはまだ若い佳代が「保護司」として奮闘する姿です。
前科者の背景とともに、ヒューマンドラマとして深い余韻を残します。

全6話ではものたりない人は映画が公開されています。

ドラマ『前科者』の映画が公開されます

映画『前科者』
公開日:2022年1月28日

【出演者】有村架純、森田剛、磯村勇斗、若葉竜也、マキタスポーツ、石橋静河、北村有起哉、宇野祥平、リリー・フランキー、木村多江、ほか

新たな出演者も加わって、さらに感動の作品になりそうですね。映画も期待です。

さいごに

今回はドラマ『前科者』の紹介でした。

  • 熱血保護司の佳代の奮闘
  • 前科者の胸熱ストーリー

この深い余韻はぜひあなたの心で感じ取ってください。おすすめです!

まだ見たことない方はぜひ。

ドラマ『前科者』はAmazonプライムで視聴できます。初回なら30日間無料です!

Amazonプライムは月額500円
Amazon通販の送料がほぼ無料プライムビデオ見放題、さらにAmazonミュージックまで聴けちゃうんだから入会しない理由がないってくらいお得です。

おもしろかったドラマぜひ共有しましょう!

では、また次の作品で!

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  • この記事を書いた人

みらい

ドラマや映画を目と耳と心で見る人。子供のころからドラマと映画が大好き。心が動かされる作品と出会うべく日々鑑賞しています。VODの契約は7本。地上波では毎クール20本以上のドラマを視聴。放送中のドラマ記事は翌日更新です。 Twitterではドラマのネタバレ感想を発信中。 気軽に遊びにきてね!

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